BigBossのスプレッドと手数料の一覧！口座タイプや銘柄別のスプレッドと注意点も解説

BigBoss（ビッグボス）で取引を始める前に、スプレッドの仕組みを理解しておくことはとても重要です。

いくらレバレッジが高くても、取引コストがかさんでしまえば思うように利益を伸ばせません。

BigBossでは口座タイプによってスプレッドの幅が異なり、選び方次第でコスト面に大きな差が出てきます。

そこで本記事では、BigBossのスプレッドや手数料について最新データをもとに詳しく解説していきます。

BigBossのスプレッドの特徴

スプレッドとは通貨を買う時と売る時の価格差で、トレードする上で実質的な手数料となります。

BigBossのスプレッドは基本的に変動制で、相場の状況や取引時間によって狭くなったり広がったりします。

まず、BigBossのスプレッドに関する主な特徴を押さえておきましょう。

業界水準では平均的な数値

BigBossのスプレッドは、海外FX業者の中で特に狭いわけではなく、全体的に平均的な水準に位置しています。

スタンダード口座ではドル円やユーロドルといった主要通貨ペアで1.5pips前後が目安となり、過度に広い設定ではありません。

突出した低スプレッドではないものの、安定した約定環境と組み合わせることでバランスの取れた取引条件です。

口座タイプでスプレッドが異なる

BigBossでは、選ぶ口座タイプによってスプレッドの条件が変わります。

スタンダード口座は取引手数料が無料で、主要通貨ペアのスプレッドは1.5pips前後と平均的な数値です。

一方、プロスプレッド口座は為替専用ですがスプレッドが非常に狭く、最小0.1pipsから取引可能な点が大きな特徴です。

また、デラックス口座は最大レバレッジ2,222倍などの魅力的な条件を備えます。

ただし、プロスプレッド口座やデラックス口座では、スプレッドが狭い代わりに1ロットあたり数ドルの手数料が別途必要です。

そのため、実際のコストはスプレッドと手数料を合算して判断することが大切です。

ボーナスやポイントでコストを補填できる

BigBossはスプレッドが平均的な水準に設定されていますが、その分を補う仕組みとしてボーナスやポイント制度が用意されています。

口座開設ボーナスや入金ボーナスはスタンダード口座だけでなくプロスプレッド口座も対象です。

これらボーナスにより、取引資金を大きく増やせるのが魅力です。

さらに取引ごとに付与されるBigBossポイント（BBP）を活用すれば、キャッシュバックを受けて実質的なコストを下げることができます。

しかし、これらの特典を組み合わせることで、他社と比べても十分に競争力のある条件を整えられるのがBigBossの特徴です。

BigBossの口座タイプ別のスプレッド一覧

BigBossでFX取引を行う主な口座タイプはスタンダード口座・プロスプレッド口座・デラックス口座の3種類です。

まずは、BigBossの口座タイプ別のスプレッドを一覧でまとめました。

口座タイプ	平均スプレッド例	取引手数料（1ロット）	特徴
スタンダード口座	USD/JPY：約1.6～2.1pipsEUR/USD：約1.5～1.9pips	無料	手数料ゼロでシンプル。初心者に人気。スプレッドは平均的。
プロスプレッド口座	USD/JPY：約1.0pipsEUR/USD：約0.6～0.8pips	往復9ドル	スプレッド最狭。短期売買向き。入金ボーナス対象でコストを抑えやすい。
デラックス口座	USD/JPY：約1.9pipsEUR/USD：約1.5pips	往復5ドル	手数料は安め。スプレッドはやや広め。アイテムで条件をカスタマイズ可能。

以下では、各口座タイプごとのスプレッドと取引手数料の詳細を解説します。

スタンダード口座

通貨ペア	平均スプレッド	取引手数料
USD/JPY（ドル円）	約1.6～2.1pips	無料
EUR/USD（ユーロドル）	約1.5～1.9pips	無料
GBP/USD（ポンドドル）	約1.3～2.1pips	無料
GBP/JPY（ポンド円）	約2.5～3.1pips	無料

BigBossで最も利用者が多いのがスタンダード口座です。

手数料はゼロで、コストはすべてスプレッドに含まれます。

ドル円やユーロドルはおおむね1.5～2.0pips前後と、海外FX業者としてはごく平均的な水準です。

ただし、取引回数が多いスキャルピングではスプレッド負担が積み重なりやすく、効率性を求めるなら他の口座タイプとの比較も欠かせません。

プロスプレッド口座

通貨ペア	平均スプレッド	取引手数料（1ロット）
USD/JPY（ドル円）	約1.0pips	往復9ドル
EUR/USD（ユーロドル）	約0.6～0.8pips	往復9ドル
GBP/USD（ポンドドル）	約1.1pips	往復9ドル
GBP/JPY（ポンド円）	約1.3pips	往復9ドル

プロスプレッド口座は、BigBossの中で最もスプレッドが狭いタイプです。

主要通貨ペアでは1pips前後、ユーロドルは0.6pips台まで縮まることもあり、短期売買を重ねるトレーダーには大きな武器となります。

取引ごとに1ロット往復9ドルの手数料が発生しますが、これを加味しても総コストはスタンダード口座より低く抑えられるケースが多いです。

スキャルピングや高頻度取引を中心に行うなら、スプレッド差の積み重ねが結果に直結します。

低スプレッドとボーナス資金を両立できる点が他社にはない魅力です。

デラックス口座

通貨ペア	平均スプレッド	取引手数料（1ロット）
USD/JPY（ドル円）	約1.9pips	往復5ドル
EUR/USD（ユーロドル）	約1.5pips	往復5ドル
GBP/USD（ポンドドル）	約1.8pips	往復5ドル
GBP/JPY（ポンド円）	約2.6pips	往復5ドル

デラックス口座はBigBoss独自の新設タイプで、取引条件を自由にカスタマイズできるのが最大の特徴です。

手数料は1ロット往復5ドルとプロスプレッド口座よりも安く、取引コストの面では魅力があります。

一方でスプレッドはスタンダード口座と同程度かやや広めの設定で、低スプレッド志向のトレーダーには不向きな面もあります。

口座強化アイテムを利用すればレバレッジを2,222倍に引き上げたり、ロスカット水準を0%に変更できます。

BigBossの銘柄別のスプレッド一覧

BigBossで取引可能な各銘柄ごとに代表的な銘柄のスプレッド水準を紹介します。

ただし、スプレッドはいずれも変動制であり、市場状況により刻々と変わる点に注意しましょう。

FX主要通貨ペアのスプレッド

通貨ペア	スタンダード口座	プロスプレッド口座	デラックス口座
USD/JPY	約1.6pips	約0.5pips	約1.6pips
EUR/JPY	約2.2pips	約0.3pips	約1.8pips
GBP/JPY	約3.1pips	約1.7pips	約2.9pips
EUR/USD	約1.5pips	約0.6pips	約1.4pips
GBP/USD	約1.3pips	約0.8pips	約1.5pips

主要通貨ペアは流動性が高いため、比較的スプレッドも狭めに設定されています。

中でもプロスプレッド口座は圧倒的に低コストで、ユーロ円では平均0.3pipsと国内外でも有数の水準です。

一方、スタンダード口座やデラックス口座は1.5～3.0pips程度となり、短期売買ではややコストが気になる場面もあります。

FXマイナー・エキゾチック通貨ペアのスプレッド

通貨ペア	スタンダード口座	プロスプレッド口座	デラックス口座
GBP/AUD	約2.6～3.8pips	約1.6pips	約2.4pips
EUR/NZD	約2.6～3.8pips	約1.2pips	約3.0pips
USD/TRY	約207.2pips	約206.2pips	約217pips
USD/ZAR	約61.1pips	約57.1pips	約100pips

マイナー通貨ペアは、主要通貨以外を組み合わせたクロス通貨で、スプレッドは2～4pips台が中心です。

プロスプレッド口座では1～2pips台まで圧縮されるものの、スタンダードやデラックスではやや広めに設定されています。

一方でエキゾチック通貨ペアはさらにスプレッドが拡大し、USD/TRYやUSD/ZARのように数十～数百pipsに達するケースも珍しくありません。

流動性やボラティリティの影響を強く受けるため、初心者が安易に取引するには不向きです。

株価指数CFDのスプレッド

株価指数	スタンダード口座	デラックス口座
日経225（N225_JPY）	約6.0pips	約6.2pips
ダウ30（DOW30_USD）	約3.2pips	約3.1pips
ナスダック100（NASDAQ_USD）	約2.2pips	約2.0pips
ドイツDAX40（DAX40_EUR）	約2.4pips	約2.2pips
英国FTSE100（UK100_GBP）	約2.6pips	約2.6pips
香港HIS50（HSI50_HKD）	約14.0pips	約14.0pips

BigBossでは為替だけでなく、日経225やダウ平均、ナスダックなど主要国の株価指数CFDを幅広く取引できます。

スプレッドは米国や日本、ドイツなど主要指数では3～6pips程度と比較的狭めです。

しかし、香港指数のように二桁pipsに達する銘柄もあり、指数ごとの特徴が反映されています。

業界水準としては標準的な広さで、特に優位性があるわけではありませんが、最大100倍のレバレッジを活用すれば少額資金でも大きなポジションを持てます。

エネルギーCFDのスプレッド

銘柄	スタンダード口座	デラックス口座
WTI原油（OILWTI_USD）	約12.0pips	約12.4pips
ブレント原油（OILUK_USD）	約9.0pips	約8.0pips

BigBossではWTI原油やブレント原油といった主要エネルギー商品のCFDを取り扱っています。

スタンダード口座ではWTIが12pips前後、ブレントが9pips前後となっており、業界標準的な水準です。

デラックス口座ではブレントがやや狭まる一方で、WTIはわずかに広がる傾向があるなど、銘柄による差も見られます。

エネルギーCFDはレバレッジが100倍に固定されているうえ、値動きが大きい商品なので、ポジションサイズには十分な注意が求められます。

貴金属CFDのスプレッド

銘柄	スタンダード口座	デラックス口座
ゴールド（GOLD_USD）	約3.4pips	約3.2pips
シルバー（SILVER_USD）	約2.2pips	約2.0pips

BigBossではゴールドとシルバーといった貴金属CFDの取引も可能です。

ゴールドのスプレッドはスタンダード口座で約3.4pips、デラックス口座で約3.2pipsとされ、他社に比べてやや広めとの声もあります。

シルバーは比較的狭く、2pips前後で取引できます。

特にゴールドは人気商品である一方、スプレッドが大きめのためコスト負担を感じやすい点は否めません。

ただし最大レバレッジ2,222倍が適用可能なため、小さな証拠金でも大きな取引ができる環境が整っています。

仮想通貨CFDのスプレッド

銘柄	スタンダード口座	デラックス口座
ビットコイン（BTC/USDT）	約189.0pips	約190.0pips前後
イーサリアム（ETH/USDT）	約17.3pips	約18.0pips前後
リップル（XRP/USDT）	約3.3pips	約3.5pips前後
ライトコイン（LTC/USDT）	約3.5pips	約3.7pips前後
ADAコイン（ADA/USDT）	約3.5pips	約3.6pips前後

BigBossの仮想通貨CFDは主要コインからアルトコインまで幅広く対応し、レバレッジは一律50倍に固定されています。

ビットコインのスプレッドは189pipsと聞くと大きく感じますが、実際は価格全体の0.4%程度に相当する水準です。

イーサリアムは約17ドル幅、アルトコインは数ドル程度の開きで、相対的には許容できる範囲でしょう。

ただし約定から5分以内に決済した場合は片道0.2%の短期決済手数料が発生する点に注意が必要です。

頻繁にスキャルピングをするより、中長期の値幅を狙うスタイルに向いています。

BigBossのスプレッドが広がる時間帯

スプレッドは常に一定ではなく、市場環境によって変動します。

ここではBigBossのスプレッドが拡大しやすい時間帯や局面について押さえておきましょう。

日本時間の早朝

日本時間の早朝4時～8時頃は欧米市場がクローズし、東京市場もまだ動き出していない時間帯のため、取引参加者が極端に少なくなります。

流動性が低下するとインターバンクの価格提示が限られ、結果としてスプレッドが通常時よりも大きく広がる傾向があります。

特にサーバー日付が切り替わる直後はカバー流動性も薄く、スリッページが発生しやすいため、エントリーや決済は慎重に行いましょう。

経済指標発表時

米雇用統計やFOMC政策金利発表など、世界的に注目度の高い経済指標の前後はスプレッドが大きく広がる時間帯です。

発表直後はアルゴリズム取引が一斉に動くため、瞬間的に相場が乱高下し、価格提示が不安定になります。

さらに大きな値飛びやスリッページも同時に発生しやすいため、指標発表前後にポジションを持つ際は証拠金維持率を高めに確保するなど、リスク管理を徹底しましょう。

年末年始や連休中

クリスマスから新年、またゴールデンウィークなど大型連休中は市場参加者が減少し、流動性が極端に低下します。

その結果、通常よりもスプレッドが広がりやすく、取引コストの増加やロスカットリスクに直結する可能性があります。

特に年末年始は主要金融機関の取引が止まりやすく、平常時の数倍にスプレッドが開くことも珍しくありません。

さらに、この時期はサーバーメンテナンスが行われるケースもあり、約定遅延や取引環境の不安定化につながる恐れがあります。

「窓開け」が起きる週明け

FX市場は金曜日のクローズから月曜日のオープンまで取引が停止しているため、その間に大きなニュースやイベントがあれば、週明けの価格が前週の終値と大きく乖離することがあります。

窓開けが発生するとレートが一気に飛ぶため、注文が想定外の価格で約定したり、スプレッドが大幅に拡大したりするリスクがあります。

週明けの取引を考えている場合は、ポジションの持ち越しやエントリーのタイミングを慎重に検討しましょう。

BigBossのスプレッドに関する注意点

BigBossで取引する上でスプレッド周りの注意点や豆知識をいくつかまとめます。

初心者の方は以下のポイントに留意し、余計なコスト負担やトラブルを避けるようにしましょう。

取引手数料も意識する

BigBossでは、口座タイプによって「スプレッドのみ」のスタンダード口座と、「スプレッド＋取引手数料」のプロスプレッド口座が用意されています。

一見するとスプレッドが広いスタンダード口座の方が不利に見えますが、手数料込みで比較するとプロ口座の方が安くなる場合もあります。

たとえばドル円を1ロット取引した場合、総コストで見ると意外な差が出ることもあります。

口座タイプごとに取引できる銘柄が異なる

BigBossでは、口座タイプによって取引可能な銘柄に違いがあります。

例えばプロスプレッド口座はFX通貨ペア専用で、株価指数やエネルギー関連、仮想通貨CFDなどは取引対象に含まれていません。

これらの銘柄を取り扱いたい場合は、スタンダード口座やデラックス口座を選ぶ必要があります。

あらかじめ自分の取引目的に合った口座タイプを選んでおくことが大切です。

公式発表のスプレッドは常に変動する

BigBossのスプレッドは変動制であるため、公式サイトに掲載されている数値はあくまで目安に過ぎません。

実際の取引環境では、市場の流動性や経済指標の発表、時間帯などによりスプレッドが広がる場面があります。

早朝やNY市場の終盤など、取引量が落ち込むタイミングでは、平常時より大きなスプレッドが発生することもあるため注意が必要です。

スプレッドの広い通貨ペアの取引は慎重に

マイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアは、スプレッドが広く設定されているうえ、価格変動も激しいため扱いには注意が必要です。

値動きのボラティリティに魅力を感じても、スプレッドに見合うだけの値幅を取れなければ、エントリーした瞬間から不利な状況に陥ってしまいます。

スタンダード口座の小ロットから慎重に挑戦するのが現実的な戦い方です。

余裕のある証拠金維持率を維持する

BigBossでは最大2222倍という高レバレッジが魅力ですが、そのぶんスプレッドの拡大が証拠金維持率に与える影響も無視できません。

ギリギリの維持率で取引していると、たとえ小さなスプレッド変動でも含み損が一気に拡大し、ロスカットにつながるリスクがあります。

特に早朝や流動性の低い時間帯にスプレッドが急に広がると、強制決済が起きやすくなります。

仮想通貨CFDは短期決済手数料がかかる

BigBossの仮想通貨CFDでは、ポジションを建ててから5分以内に決済すると、0.4%の短期決済手数料が発生します。

このルールを知らずにスキャルピングを繰り返すと、予想よりも利益が伸びにくく感じたり、コスト負担が増えたりすることがあります。

短期売買が中心のスタイルであれば、あらかじめ手数料込みでも利益が出せる戦略を準備するか、5分以上ポジションを保有する方向で調整した方が安定します。

BigBossポイント（BLP）を活用する

BigBossで継続的に取引するなら、ロイヤルティプログラム「BLP」を積極的に活用しましょう。

取引数量に応じて付与されるBBP（BigBossポイント）は、ボーナスへの交換やキャッシュバックに利用でき、実質的にコスト削減につながります。

手数料がかかるプロスプレッド口座やデラックス口座では、BBPを活用することで取引コストを相殺しやすくなり、スプレッド負担の軽減にも貢献します。

BigBossのスプレッドに関するよくある質問と回答

BigBossのスプレッドや手数料に関して寄せられることの多い質問とその回答をQ&A形式で紹介します。

まとめ

BigBossのスプレッドは、選択する口座タイプや銘柄、さらには取引時間帯によって大きく変動します。

とくにスタンダード口座とプロスプレッド口座では、コスト構造に明確な違いがあり、戦略に応じた使い分けが求められます。

また、経済指標発表時や市場が薄い時間帯はスプレッドが広がりやすく、取引判断に影響を及ぼす可能性もあります。

BigBossのスプレッドを理解し、トレードの精度と収益性をより高めていきましょう。