XM(XMTrading)のストップレベルは、すべての銘柄でゼロに設定されています。
XMでは指値注文や逆指値注文を現在の価格のすぐ近くに置けるので、スキャルピングや短期トレードで大きな強みになります。
以前は一部の銘柄にストップレベルがありましたが、今はすべてなくなり、注文のしやすさが大きく向上しました。
海外FX業者の中でも、この点はXMの特徴として高く評価されています。
ただし、ストップレベルがゼロだからこそ、あらかじめ注意しておきたい点もあります。
本記事では、XMのストップレベルがゼロであるメリットや他社との違い、実際の取引で気をつけたい部分を順番に解説します。
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XMのストップレベルとは?
ストップレベルとは、指値注文や逆指値注文を出すときに、現在の価格からどれくらい離して注文を置かなければならないかを示すルールです。
簡単に言えば、価格のすぐ近くに注文を置こうとするとエラーになる「最低の距離」のことです。
たとえば、USDJPY(ドル円)の現在価格が150.000で、ストップレベルが10pipsに設定されているとします。
この場合、149.950のように現在価格からわずか5pipsしか離れていない位置に逆指値を置こうとしても注文は通りません。
一方で、149.900のように10pips以上離れた位置なら問題なく注文できます。
つまり、ストップレベルがあることで「どこまで離せば注文が通るのか」がはっきりわかるようになっています。
また、ストップレベルの値は銘柄や口座タイプによって変わり、数値が大きいほど注文できる範囲が狭くなります。
このように、ストップレベルを正しく理解しておくことで、注文エラーを防ぎながらよりスムーズに取引できるようになります。
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XMのストップレベルは全銘柄でゼロ


XMでは2021年8月24日以降、すべての銘柄でストップレベルが「0.0」に統一されました。
これは、どの口座タイプや商品でも現在の価格のすぐ近くに指値や逆指値を置けるようになったということです。
以前は銘柄ごとに10pips以上離して注文を置く必要がありましたが、今はその制限が完全になくなりました。
つまり、為替・株価指数・貴金属・エネルギー・仮想通貨など幅広い市場でストップレベルゼロの注文が可能です。
時間帯による変化もなく、深夜や早朝でも同じ条件で取引できます。
ストップレベルがゼロになったことでスキャルピングや自動売買の自由度が大きく広がり、XMはさらに戦略を組み立てやすい環境になりました。
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XMのストップレベルがゼロであるメリット
XMのストップレベルがゼロであることは、トレーダーにとって多くのメリットがあります。
以下では、XMでストップレベルゼロが実現した具体的なメリットを紹介します。
スキャルピングがしやすい
ストップレベルがゼロになったことで、XMでは超短期売買のスキャルピングがさらに扱いやすくなりました。
以前のように現在価格から数pips離した場所にしか注文を置けないという制限はありません。
エントリーしてすぐに利確や損切りを設定できます。
「1pips動いたら決済したい」といった細かい戦略も使いやすくなり、狙った位置で細かく注文を調整できます。
その結果、無駄なタイムロスや本来得られたはずの利益を逃すリスクを減らし、短期トレーダーにとって使いやすい環境が整いました。
EAやトレーリングストップが安定して動く
XMのストップレベルがゼロになったことで、EAやトレーリングストップ(利益の拡大に合わせて損切りラインを自動で追随・更新していく注文方法)を使った取引がこれまでよりスムーズに行えるようになりました。
従来は価格が近すぎる注文が拒否され、EAが設定どおりに動かない場面がありましたが、今はその制限が完全になくなっています。
そのため、急な値動きの場面でもEAが設定した狭いトレール幅や即時注文が正確に反映されます。
XMはもともとEAの利用が可能でVPS環境も整っているため、自動売買や細かいトレード戦略との相性がさらに良くなりました。
トレードの自由度が高い
ストップレベルがゼロになったことで、XMではトレードの自由度が大きく高まりました。
たとえば、経済指標の前に現在価格のすぐ近くに買いと売りの逆指値を置くブレイクアウト戦略も、距離を気にせず設定できます。
発表直後の動きを逃さず捉えやすくなりました。
また、急な値動きの場面でも近い価格に素早く損切りや利確を入れられるので、リスクを細かく管理できます。
値動きが大きいビットコインやイーサリアムでも、わずかな差で機敏にポジションを調整できる点はXMならではの強みです。
注文エラーや約定ずれが起こりにくい


ストップレベルがなくなったことで、XMでは「価格が近すぎるため注文できません」というエラーがほぼ出なくなりました。
以前は、指値や逆指値を現在価格のすぐ近くに置こうとすると拒否されることがあり、思うように注文ができない場面もありました。
今は幅広い価格帯で注文が通るため、利益のチャンスを逃しにくい環境です。
もちろん、現在価格と同じレートで注文を入れると即時に成立するため、その際のスリッページには注意が必要です。
それでも、注文拒否や遅延のリスクは大きく減り、より安定した発注環境になっています。
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XMのストップレベルを他の海外FX業者と比較


海外FX業者によってストップレベルは異なります。
一般的に、この数値が狭いほどトレーダーに有利で、XMは全銘柄でストップレベルが0.0pipsに設定されています。
XMならどのポジションでも現在価格のすぐ近くに注文を入れることができます。
以下に、XMと主要海外FX業者4社のストップレベルやスプレッドなどを比較しました。
| 海外FX業者 | ストップレベル | 取扱銘柄数 | |
|---|---|---|---|
| 主要通貨ペア | 仮想通貨 | ||
| XM | 0.0pips | 0.0pips | 約1,300種類 |
| Vantage | 0.0pips | 0.0pips | 約1,100種類 |
| BigBoss | 1.0pips | 10pips | 約80種類 |
| Exness | 0.0pips | 0.0pips | 約300種類 |
| HFM | 3.0〜5.0pips | 5.0~16,500pips | 約1,200種類 |
| AXIORY | 0.0pips | 非対応 | 約400種類 |
Vantage・Exness・AXIORYも同様にストップレベルゼロを採用していますが、XMは取扱銘柄数が約1,300種類以上と最も多く、幅広い市場でこの条件を活用できることが特徴です。
一方、HFMとBigBossにはストップレベルがあるため、超短期売買では不利になる場面があります。
ストップレベルがゼロであれば、現在価格に近い位置へ自由に指値・逆指値を置けるため、スキャルピングやEA運用に大きなメリットがあります。
XMは、スプレッド面で最安ではないものの、取扱銘柄の多さ・注文の自由度・安定した環境のバランスが優れた業者と言えるでしょう。
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XMのストップレベルに関する注意点
ストップレベルがゼロのXMですが、利用するときに注意しておきたいポイントもあります。
メリットだけで判断せず、以下の注意点も理解しておきましょう。
ロスカットレベルと混同しない
XMで使われるストップレベルとロスカットレベルは、名前は似ていますが役割が全く違います。
ストップレベルは指値や逆指値を置くときの価格の幅に関わる制限で、ロスカットレベルは証拠金維持率が一定を下回ったときに強制決済が入る基準です。
XMでは、このロスカットレベルが証拠金維持率20%で統一されています。
つまり、維持率が20%を下回るとシステムが自動でポジションを決済します。
よく混同されますが、ストップレベルがゼロでもロスカットがなくなるわけではないので、ゼロカット制度と混同しないよう注意しましょう。
同値注文は避ける
ストップレベルがゼロでも、同値注文(現在の価格と同じ位置に指値や逆指値を置く注文方法)は避けたほうが良いです。
ごく小さな値動きやスプレッドの差でリクオート(新しい価格の再提示)やスリッページ(約定した価格との間に生じる差)が起きることがあります。
ストップレベルがゼロでも市場には常に買値と売値の差があるため、完全に同じ価格で予約注文を入れるのはほぼ不可能だと思っておきましょう。
発注が成行扱いになることもあるため、価格のズレを前提に慎重に設定する必要があります。
XMの感覚を他社に持ち込まない
ストップレベルゼロなら、どの価格帯でも柔軟に注文できますが、同じ感覚で他の海外FX業者を使うと、「なぜか注文が通らない」と感じる場面が出てきます。
他社では現在値から数pips以内に逆指値を置けないケースが多く、同じように発注するとError130になることもあります。
複数の海外FX業者を使う場合は、XM特有の仕様だと理解したうえで、各業者のストップレベルを事前に確認しておくことが大切です。
ストップレベル以外の制限に気をつける
XMではストップレベルがゼロでも、他の約定に関係するルールがすべてなくなるわけではありません。
多くのFX業者には「フリーズレベル」という制限があり、現在価格に近い範囲では注文の変更や取り消しができない仕組みを採用しています。
XMでは主要な銘柄でこのフリーズレベルもなくなっていますが、取引前にMT4やMT5の仕様画面でストップレベルや1ロットあたりの取引量の数値を確認しておくと安心です。
流動性が低い時間帯では、まれに約定が一時的に保留されることもあります。
仮想通貨はスリッページが起きやすい
XMの仮想通貨CFDではストップレベルがゼロでも、価格の動きが大きいためリスク管理は欠かせません。
ビットコインやイーサリアムは数秒で数十pips動くこともあり、ストップ注文を近くに置いても思わぬスリッページが出ることがあります。
希望した価格で必ず約定するわけではなく、急な値動きのときは不利なレートで決済されることもあります。
ゼロカット制度で追証はありませんが、滑った分の損失は自分で負担する必要があるため、仮想通貨では余裕を持った設定が重要です。
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XMのストップレベルに関するよくある質問と回答
最後に、XMのストップレベルについて初心者の方から寄せられがちな疑問をQ&A形式でまとめました。
まとめ
XMのストップレベルが全銘柄ゼロになったことで、初心者から上級者まで多くのメリットが生まれました。
指値や逆指値の使い方の幅が広がり、スキャルピングから自動売買までさまざまな手法を制限なく実践できます。
以前は4〜10pipsほどあった制限が完全になくなったため、この変化は非常に大きいといえます。
海外FX業者の中でもXMは銘柄数やボーナス内容に加えてストップレベルゼロという強みがあり、総合的な使いやすさがさらに高まりました。
ストップレベルに縛られないXMの取引環境で、ぜひ快適にトレードを始めてみてください。
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