XM(XMTrading)には6種類の注文方法があり、トレードスタイルに合わせて使い分けることが大切です。
注文方法が多いため、自分の取引スタイルに合わせて自由度が高いトレードができる点も魅力です。
ただ、初心者の方はどの注文方法を選べばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
それぞれの特徴を理解しておけば、相場の動きに合わせて落ち着いて判断できるようになります。
本記事では、XMで使える6種類の注文方法について、特徴や手順、おすすめの使い方、さらに注文できないときの対処法までわかりやすく解説していきます。
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XMの注文方法一覧表


XMが提供している代表的な6種類の注文方法を、まずは一覧で確認しておきましょう。
注文方法は大きく、現在の価格でそのまま取引する「成行注文」と、あらかじめ指定した価格で取引を予約する「予約注文(指値・逆指値など)」の2つのタイプに分けられます。
| 注文方法 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 成行注文 | ・現在の価格でそのまま売買 ・すぐに約定する | ・今すぐ取引したい ・急変時は価格ずれに注意 |
| 指値注文 | ・有利な価格で予約 (買い=安値、売り=高値) | ・希望価格で取引 ・価格到達しないと成立しない |
| 逆指値注文 | ・不利な価格で予約 (買い=高値/売り=安値) | ・一定ライン超えで取引 ・損切りに使える |
| OCO注文 | ・2つの注文を同時設定 ・一方を自動キャンセル | ・利確と損切りを同時に設定 ・リスク管理に便利 |
| IFD注文 | ・新規+成立後の決済を予約 | ・注文成立後に決済を自動設定 ・取引の手間を減らせる |
| IFO注文 | ・IFD+利確と損切りの2つを設定 | ・取引後の管理を自動化できる ・放置でも損益管理がしやすい |
XMでは、相場の動きや自分のやり方に合わせて注文方法を使い分けることで、手動でも自動でも使いやすく、取引しやすい環境になります。
中でもIFO注文は、新規の注文から利益確定や損切りまで自動で設定できるため、時間のない人でも取引を任せやすい点が大きな魅力です。
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XMの注文方法・手順


XMで利用できる各注文方法を、MT4/MT5プラットフォーム上でどのように発注するのか具体的に説明します。
XMでは、取引プラットフォームとしてMT4またはMT5を使いますが、成行注文や指値注文などの基本的な操作はPC版・スマホ版どちらでも共通です。
ここからは、注文方法ごとに特徴と発注手順のポイントをわかりやすく紹介していきます。
成行注文
成行注文は、現在の市場価格でそのまま取引が成立する、もっともシンプルな注文方法です。
価格入力が不要で、「今すぐ買いたい・売りたい」と思ったタイミングでそのまま発注できるため、相場が大きく動いている場面など、スピードが求められる取引に向いています。
ただし、値動きが激しいと注文時の価格と実際の約定価格に差が出る(スリッページ)ことがあるため注意が必要です。
- 取引したい銘柄を右クリックし「新規注文」を選ぶ
- 注文種別で「成行注文」を選択
- 取引数量(ロット)を入力
- 「成行買い」または「成行売り」をクリックして確定
スマホアプリでも操作は同じで、銘柄を選んで種別を「成行注文」にし、「買い」または「売り」をタップするだけで取引が成立します。
誤発注を防ぐため、操作前に内容をよく確認しましょう。
指値注文
指値注文は、現在より有利な価格をあらかじめ指定して予約する注文方法です。
買い注文では「今より価格が下がったら買う」、売り注文では「今より価格が上がったら売る」といった形で設定します。
指定した価格に達すると自動で約定するため、狙ったレートで取引しやすい方法です。
- 新規注文画面を開く
- 注文種別から「指値注文(Buy Limit/Sell Limit)」を選択
- 取引数量(ロット数)と指値価格を入力
- 「発注」ボタンをクリックして予約を完了
スマホアプリでも同じ操作で、注文種別を「Buy Limit」または「Sell Limit」に切り替え、価格と数量を設定して発注します。
なお、指定した価格に届くまでは約定しないため、市場の動きを見ながら価格の調整や取り消しを行う柔軟さも必要です。
逆指値注文
逆指値注文(ストップ注文)は、現在の価格より不利な位置に価格を設定し、その水準に達したときに自動で注文が成立する方法です。
相場が一定のラインを超えたタイミングで取引したいときや、損切りを自動で行いたいときによく使われます。
たとえば、「105円を超えたら買う」「95円を下回ったら売る」といった場面で活用できます。
- 新規注文画面を開く
- 注文種別から「逆指値注文(Buy Stop/Sell Stop)」を選択
- 買い注文の場合は現在より高い価格、売り注文の場合は現在より低い価格を入力
- 取引数量(ロット数)を指定して「発注」をクリック
スマホアプリでも同様に、注文種別を「Buy Stop」または「Sell Stop」に切り替え、価格と数量を入力して発注します。
設定を間違えるとエラーになるため、入力した価格が現在より上か下か必ず確認しましょう。
逆指値注文は、損切り設定や相場の勢いに合わせて取引したいときに欠かせない注文方法です。
OCO注文
OCO注文(ワン・キャンセルズ・ジ・アザー)は、2つの注文を同時に出し、どちらかが成立するともう一方を自動で取り消す方法です。
主に利確と損切りをセットで設定するときに使われ、相場を見続ける必要がなくなるため管理がとても楽になります。
- 保有しているポジションを開く
- 「注文変更または取消」を選択
- テイクプロフィット(TP)に利確価格を入力
- ストップロス(SL)に損切り価格を入力
- 「変更」をクリックして設定完了
なお、XMのMT4/MT5では新規注文の段階でOCOを直接発注することはできません。
しかし、ポジション保有後にTPとSLを同時に設定することで、実質的にOCOと同じ動作になります。
どちらかが約定するともう一方が自動で取り消されるため、利益確保とリスク管理を一度に行える便利な方法です。
IFD注文
IFD注文(イフダン注文)は、「新規注文が成立したら次の注文を自動で出す」という仕組みを持つ条件付きの注文方法です。
新規の取引と、その後に行う決済(利益確定または損切り)をあらかじめセットで予約できるため、相場を常に見続けなくても自動で取引を完了できます。
- 新規注文画面を開く
- 指値または逆指値の新規注文を設定
- 画面内の「ストップロス(SL)」または「テイクプロフィット(TP)」に決済価格を入力
- 数量と価格を確認して「発注」ボタンをクリック
これで「新規注文が約定したら、指定した価格で決済を行う」というIFD注文が完了します。
なお、MT4/MT5では SL と TP を同時に設定することはできません。
損切りと利確の両方を自動で入れたい場合は、IFO注文を利用するのが適しています。
IFO注文
IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた方法で、新規注文と決済用の2つの注文(利確・損切り)を同時に設定できる便利な仕組みです。
取引の開始から利益確定や損失を抑える設定までまとめて管理できるため、相場を見ていない時間でも自動で取引を完結できます。
- 新規注文画面を開く
- 指値または逆指値でエントリー価格を設定
- 同じ画面で「テイクプロフィット(TP)」と「ストップロス(SL)」の両方に価格を入力
- 数量を確認し、「発注」ボタンをクリック
これで、新規注文が約定すると、利確と損切りの注文が自動でセットされます。
どちらかが成立すれば、もう一方は自動でキャンセルされます。
IFO注文を使えば、相場をチェックし続けなくても計画どおりに取引でき、時間に縛られず効率よく取引できます。
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XMでおすすめの注文方法・取引方法
XMにはいくつもの注文方法がありますが、「結局どれを使えばいいの?」と迷ってしまう初心者の方も多いはずです。
以下では、XMで特に初心者におすすめできる注文方法や取引の進め方を、わかりやすく紹介していきます。
迷ったときや初心者は成行注文
初心者がXMで取引を始めるなら、まずは成行注文を覚えるのがおすすめです。
成行注文は、現在の市場価格ですぐに売買が成立するため操作がとても簡単で、初めての方でも扱いやすい注文方法です。
ボタンを押すだけで注文が通るため、細かい設定をせず、簡単に取引できます。
また、XMはNDD方式を採用しているため、注文が拒否されるリクオートが発生しない点も安心材料のひとつです。
相場が大きく動く場面ではスリッページが起こる場合がありますが、通常の相場では影響は比較的小さく収まります。
最初のうちは少額で取引を行い、注文から約定までの流れを実際に体験しながら、基本的な操作に慣れていくと良いでしょう。
価格を指定して取引したいなら指値注文
成行注文の操作に慣れてきたら、次のステップとして指値注文にも挑戦してみましょう。
指値注文は、「この価格まで下がったら買う」「この水準まで上がったら売る」といった形で、希望する価格をあらかじめ指定して予約する方法です。
相場をずっと見続けられない場合でも、自動で取引が始められる点が大きなメリットです。
ただし、指定した価格に届かなければ注文は成立しません。
相場が途中で反転して約定しないこともあるため、余裕を持って使うことが大切です。
まずは少額で指値注文を試し、どのくらいの確率で約定するのかを体験しながら感覚をつかんでいきましょう。
リスク管理が苦手な人は逆指値注文
逆指値注文は、まず損切り(ストップロス)の設定として使うと理解しやすい方法です。
相場が思惑と反対に動いたとき、自動で損失を確定してくれるため、資金を守るうえで欠かせない管理手段といえます。
XMのMT4・MT5では、ポジションを持った状態で「この価格を下回ったら決済する」と指定するだけで設定でき、操作も難しくありません。
多くの初心者は損切りできずに含み損を抱えてしまいがちですが、逆指値を入れておけば精神的な負担を減らせます。
XMにはゼロカット制度があるためマイナス残高にはなりませんが、証拠金を守るためにも早めにストップロスを入れると、より安定した取引につながるでしょう。
忙しい人はIFD注文とIFO注文
成行・指値・逆指値を理解したら、次のステップとしてIFD注文やIFO注文にも挑戦してみましょう。
IFDは「新規注文と決済注文をセットで出す」、IFOは「新規注文に加えて利確と損切りを同時に設定する」という方法です。
これらを使うと、取引の開始から決済までを自動化できるため、忙しい人でも効率よくトレードを進められます。
特にXMではIFO注文が便利で、一度設定しておけば放置していても利確と損切りを同時に管理できます。
相場を見続けられない時間帯でもリスクを抑えながら取引できるため、計画的にトレードしたい人に向いている方法です。
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XMで注文できないときの原因と対処法
XMでトレードしていると、まれに「注文が出せない」「取引できない」といった状況に遭遇することがあります。
以下では、XMで注文ができないときに多い原因を整理し、それぞれの対処法をわかりやすく解説します。
銘柄が非表示になっている
取引したい銘柄が見当たらず注文できない場合は、MT4やMT5の気配値リストで非表示になっていることが原因としてよくあります。
新規口座を作った直後は主要通貨ペアだけが表示されているため、非表示の銘柄は注文画面にも出てこないことがあります。
この場合は、気配値ウィンドウを右クリックして「すべて表示」を選ぶことで、隠れていた銘柄が一覧に反映されます。
これで注文可能な銘柄がすべて表示され、取引に進める状態になります。
特定の銘柄だけ追加したいときは、「シンボル」メニューから個別に表示を有効化すれば問題を解消できます。
銘柄が口座タイプに対応していない


口座タイプに対応していない銘柄を選んでいる場合も、MT4やMT5で注文できない原因になります。
XMでは口座タイプごとに銘柄名が異なるため、名称が合っていない銘柄を選ぶと新規注文ボタンが押せなかったり、注文が無効になったりします。
たとえば、同じUSDJPYでも、口座タイプごとに次のような違いがあります。
| 口座タイプ | USDJPYの表記 |
|---|---|
| スタンダード口座 | USDJPY |
| マイクロ口座 | USDJPYmicro |
| ゼロ口座 | USDJPY. |
| KIWAMI極口座 | USDJPY# |
チャートが開けても「アップデート待機中」と表示される場合は、口座タイプに合わない銘柄を選んでいる可能性が高い状況です。
正しい銘柄名を選び直し、自分の口座タイプと一致しているかを確認することで、注文できない問題を解消できます。
証拠金が不足している
証拠金が不足している場合も、XMで注文が出せない原因としてよくあります。
発注ボタンを押した際に「証拠金不足です」または「Not enough money」と表示されるときは、口座の有効証拠金が注文に必要な額に足りていない状態です。
XMでは、必要証拠金が確保できない場合、注文は自動的に拒否されます。
口座タイプごとの最小ロット・最大ロット・レバレッジは次のとおりです。
| 口座タイプ | 最小ロット | 最大ロット | レバレッジ |
|---|---|---|---|
| スタンダード口座 | 0.01 | 50 | 最大1000倍 |
| マイクロ口座 | 0.1 | 100 | 最大1000倍 |
| ゼロ口座 | 0.01 | 50 | 最大500倍 |
| KIWAMI極口座 | 0.01 | 50 | 最大1000倍 |
たとえば、レバレッジ 500 倍の口座で証拠金が 1 万円しかない場合、1 ロットの取引を行うには証拠金が不足します。
この場合の対処法は、取引ロットを減らすか、追加入金で証拠金を増やすかのどちらかです。
発注前に必要証拠金を確認し、口座の余力に収まる範囲で取引しましょう。
価格設定が間違っている
「無効な注文です」と表示されて発注できない場合は、注文の種類に対して価格設定が間違っている可能性があります。
XMでは、指値や逆指値の価格が現在レートと論理的に合わない場合、システムが自動的に注文を拒否します。
以下の表では、注文種別ごとの価格設定の正しい向きと誤りを整理しています。
| 注文種別 | 正しい価格設定 | エラーになる場合 |
|---|---|---|
| 指値買い | 現在レートより安い価格 | 高い価格を指定した場合 |
| 指値売り | 現在レートより高い価格 | 安い価格を指定した場合 |
| 逆指値買い | 現在レートより高い価格 | 安い価格を指定した場合 |
| 逆指値売り | 現在レートより安い価格 | 高い価格を指定した場合 |
発注前に、設定した価格が現在レートと逆転していないか確認してください。
方向を正しく理解すれば、エラーの多くは防げます。
市場が閉まっている


XMで新規注文ボタンが押せない、価格が更新されない場合は、市場が閉まっている可能性があります。
FXやCFDはほぼ24時間取引できますが、土日は完全に市場が休みになるため注文は受け付けられません。
XMの取引可能時間は、日本時間で 月曜の朝 7 時 05 分から土曜の朝 6 時 50 分まで が目安です。
この時間帯以外は新規注文ができない状態になります。
また、平日であってもサーバー日付の切り替え時(夏時間は 6 時 55 分〜 7 時 05 分)は一時的に取引が停止するため、注文が出せなくなることがあります。
週明けの時間やサマータイム移行期は時刻が前後することもあるため、最新情報はXM公式サイトのお知らせで確認しておくと安心です。
XM側のサーバー障害やメンテナンス中
通常の取引時間中にもかかわらず新規注文ができない場合は、XM側でサーバー障害やメンテナンスが発生している可能性があります。
サーバーが一時的に停止している間は、MT4やMT5にログインできなかったり、新規注文ボタンが押せない状態になることがあります。
この場合はユーザー側では対処できません。
XM公式サイトのお知らせ欄やメールでメンテナンス情報を確認し、復旧を待ってから再度ログインするようにしましょう。
多くの場合、数十分から数時間ほどで通常どおりに戻ります。
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XMの注文方法に関するよくある質問と回答
最後に、XMの注文方法に関して初心者の方からよく寄せられる質問とその回答をQ&A形式でまとめます。
まとめ
XMの注文方法は6種類あり、初心者の方はまず成行注文と指値注文という基本を押さえておくことが大切です。
成行注文で相場に慣れながら、指値注文で計画的な売買を経験した段階では、逆指値注文も取り入れて応用の幅を広げましょう。
状況に合わせて注文方法を選んで組み合わせることで、XMでの取引の幅がさらに広がります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、デモ口座なども活用しながら少しずつ慣れていけば大丈夫です。
XMの6種類の注文方法をマスターして、安全で効率的なトレードを始めてみてくださいね。
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