XM(XMTrading)の天然ガス取引は、為替以外の投資先を増やしたいトレーダーから注目されています。
XMでは天然ガスをCFDとして取り扱っており、少ない資金でもレバレッジを使って取引できます。
エネルギー市場は季節や地政学リスクで大きく動くことがあり、相場の変化を狙いやすい魅力があります。
その一方で、通貨ペアとは違う値動きの特徴をあらかじめ理解しておく必要があります。
本記事では、XMで天然ガスを取引するための基本情報から手順、メリット・デメリット、取引できない時の対処法まで順に解説していきます。
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XMの天然ガス取引とは?基本情報まとめ
XMで天然ガスを取引するうえで、まずは基本を押さえておきましょう。
XMでは「天然ガス(Natural Gas)」を、現物価格の動きに連動したCFD(現物を持たず売買によって出た金額の差で決済する取引)として提供しています。
天然ガスは、メタンを主成分とする化石燃料の一つで、エネルギー資源として世界中で取引される商品です。
価格は季節の影響や需給バランス、経済情勢などで大きく動きやすく、原油よりも値幅が出やすい値動きの激しい銘柄として知られています。
そのため、ハイリスク・ハイリターンの側面がありますが、扱い方によってはFXより大きな利益を狙える場面もあります。
では、XMで取引できる天然ガスの仕様を順に見ていきましょう。
天然ガス銘柄の種類
XMの天然ガス銘柄は、「現物」と「先物」の2種類から選んで取引できます。
- NGASCash(現物):価格が比較的安定しやすく長期的なトレード向け
- NGAS(先物):価格の動きが大きく短期的なトレード向け
それぞれ特徴が違うため、自分のスタイルに合った銘柄を選びやすいのがポイントです。
現物は落ち着いた取引をしたい人に適しており、先物は積極的に値幅を取りたい人に向いています。
どちらも少額から始められるため、目的に合わせて選びましょう。
基本スペックと取引条件
XM天然ガス取引の基本スペックと取引条件をまとめました。
| 項目 | NGASCash(現物) | NGAS(先物) |
|---|---|---|
| 契約内容 | 天然ガスの現物価格に連動 | 天然ガスの先物価格に連動 |
| 最大レバレッジ | 200倍 | 33.3倍 |
| 1ロット数量 | 1,000 MMBtu | 1,000 MMBtu |
| 最小取引サイズ | 0.01ロット | 1ロット |
| 最小スプレッド | 0.010ドル | 0.030ドル |
| スワップポイント | 発生する | 発生しない |
| オーバーナイト金利 | あり(金曜は3日分) | なし |
| 満期 | なし(無期限保有) | あり(限月ごとに自動決済) |
| 取引時間(日本時間) | 月曜8:05~土曜6:55 | 月曜8:05~土曜6:55 |
| プラットフォーム | MT5専用 | MT4 / MT5両対応 |
XMの天然ガス取引は、同じ天然ガスでも現物と先物で条件が大きく変わります。
現物は0.01ロット(約10 MMBtu)から取引でき、スプレッドが比較的狭く少額トレードに向いています。
先物は1ロット単位(1,000 MMBtu)の取り扱いで、スワップ負担がないため短期から中期まで対応しやすい特徴があります。
どちらも取引手数料はかからず、実質的なコストはスプレッドのみです。
取引時間は平日のほぼ24時間で、米国NYMEX市場の動きに合わせたスケジュールです。
資金や保有期間に合わせて、自分に合ったタイプを選ぶことで効率よく取引できます。
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XMで天然ガスを取引する手順
XMで天然ガス取引を始めるまでの具体的な手順を解説します。
XMの口座を開設する


XMで天然ガスを取引するためには、まずリアル口座の開設が必要です。
- XMの公式サイトにアクセスする
- 口座開設に必要な情報を入力・選択する
- メールアドレスを認証する
手続きは数分で完了し、難しい操作は一切ないので、初めて海外FXで天然ガスを取引する人でも簡単に口座を開設できます。
本人確認書類を提出する


登録フォームの送信が完了するとXMからログインIDが発行されますが、この時点ではまだ仮口座の状態です。
正式に取引を始めるためには、本人確認書類の提出が必要です。
マイページにログインし、身分証明書(運転免許証またはパスポート)と住所確認書類(公共料金の請求書や住民票など)をアップロードします。
書類に問題がなければ、通常は1営業日以内に承認されます。
承認後、XMから「口座有効化完了」のメールが届き、すべての取引機能が使えるようになります。
取引プラットフォームを準備する


口座の有効化が完了したら、取引に必要なプラットフォームを用意します。
XMでは世界中のトレーダーが利用しているMetaTrader(メタトレーダー)を採用しており、MT4またはMT5のいずれかを使用します。
対応端末はパソコン・スマホ・タブレットのほか、ブラウザで使えるWebTrader版もあります。
XM公式サイトから該当バージョンをダウンロードし、インストール後にログインIDとパスワード、サーバー名を入力して接続します。
ログイン後はリアルタイムのチャートが表示され、天然ガスを含む各銘柄の取引準備が整います。
資金を入金する


口座が有効化されたら、取引に使う資金を入金します。
XMでは銀行振込・クレジットカード・オンラインウォレットなど複数の方法が利用でき、最低入金額はわずか5ドル(約500円)です。
入金手数料は無料で、手続き後すぐに口座へ反映されます。
また、初回登録時には入金不要の15,000円ボーナスが進呈され、自己資金を用意しなくても天然ガスの取引を体験できます。
ボーナス自体を出金することはできませんが、取引で得た利益は出金可能です。
天然ガス銘柄を選択する
取引プラットフォームにログインしたら、まず天然ガスの銘柄を探してチャートに表示します。
手順は次の通りです。
- 左側の「気配値表示」ウィンドウで右クリック
- 「すべて表示」を選択して全銘柄を表示
- 一覧から「NGASCash」または「NGAS-◯◯◯◯」(例:NGAS-SEP25)を探す
- 銘柄を右クリックして「チャートウィンドウ表示」を選択
これで天然ガスのリアルタイム価格が確認できます。
MT5では現物(NGASCash)と先物型の両方が取引可能ですが、MT4では先物型のみが表示されます。
間違えて先物限月を選ぶと期限到来時に自動決済されるため、取引スタイルに合わせて銘柄を選びましょう。
注文を発注する
天然ガスのチャートを表示できたら、いよいよ発注の手順に進みます。
MetaTraderでは複数の注文方法が用意されていますが、操作に慣れるまでは基本的な方法だけ押さえておけば十分です。
どちらの方法も数クリックで発注でき、すぐにポジションを持てます。
- ワンクリック注文:チャート左上のパネルでロット数を入力し、買いまたは売りをクリック
- 注文ウィンドウから発注:気配値表示で銘柄を右クリックし「新規注文」を選択
注文が約定すると、画面下部の「ターミナル」内にポジションが表示され、損益がリアルタイムで確認できます。
最初のうちは成行注文で少額から試すと安心です。
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XMで天然ガスを取引するメリット
XMで天然ガス取引を行うことには、多くのメリットがあります。
他の海外FX業者にはないXM特有の強みもあるので、それぞれのポイントを押さえておきましょう。
大きな利益を狙える
天然ガスは値動きが非常に大きく、短い時間で数%単位の変動が起きることも珍しくありません。
需要と供給のバランスや気候の変化、エネルギー政策の影響を受けやすく、1日で5〜10%動く場面もあります。
このボラティリティの高さは、トレーダーにとって大きな利益を狙えるチャンスになります。
XMでは、この値動きを活かした短期売買がしやすく、効率よく利益を狙うことも可能です。
落ち着いた動きの通貨ペアより、メリハリのある相場を求める人に向いた商品と言えるでしょう。
少額から取引できる
XMの天然ガス現物は最小0.01ロットから取引でき、価格が1単位3ドル前後なら必要証拠金は数十円ほどで済みます。
損益の変動も比較的穏やかなので、初心者でも無理のない範囲で取引を始めやすいです。
市場の特徴を確かめながらリスクを抑えて経験を積むにはちょうど良い商品です。
また、XMではデモ口座で仮想資金を使った練習ができ、最低入金額も5ドルからと負担の少ない条件です。
さらに、15,000円の新規口座開設ボーナスを使えば、自己資金を使わずに実際の取引感覚を試すこともできます。
最大200倍のレバレッジで取引できる


XMの天然ガス現物では、最大200倍という高いレバレッジが利用できます。
国内業者のCFD取引では通常数倍から10倍程度に制限されていますが、XMなら少ない証拠金で大きなポジションを持てます。
たとえば、他社で1ロットの取引に約300ドル必要なところ、XMなら約90ドルで取引可能です。
少額の資金でも市場の動きを活かしたトレードを実現できますが、レバレッジを高くするほど損失リスクも増えるため、資金管理と損切りの徹底が欠かせません。
ショートでも利益を狙える
XMの天然ガスCFDは、ロング(買い)だけでなくショート(売り)から取引を始めることもできます。
価格が下がると判断した場面でショートを持てば、下落局面でも利益を狙える点が大きな特徴です。
たとえば、「暖冬でガス需要が落ちそう」と考えた場合、価格が下がる前にショートで入ることでチャンスにつながります。
CFD取引は上げ相場でも下げ相場でも利益を狙えるところが魅力です。
さらに、XMでは両建ても可能なため、ロングとショートを同時に持ちながらリスクを抑える取引も行えます。
約定力が高い
XMは世界的に利用されている大手FX業者で、特に約定力(注文がスムーズに成立する力)の高さに定評があります。
天然ガスでもサーバーが非常に安定しており、値動きが大きくなる時間帯でも注文が遅れにくい環境です。
指標発表時のように価格が急変する場面でも、注文がスムーズに通りやすいです。
約定の安定性は戦略の再現性にも直結するため、短期売買から中期運用まで安心して取引できます。
ゼロカットで借金の心配がない
XMではゼロカットを導入しており、急な相場変動で残高がマイナスになっても追加入金の義務は発生しません。
つまり、口座資金を超える損失が出ることはなく、どれだけ値動きが荒くても借金を抱える心配はありません。
天然ガスのようにボラティリティが高い銘柄は急落でロスカットが追いつかない場面もありますが、XMでは超過分をFX業者側が補填してくれます。
過去に起こった原油暴落のような極端な状況でも、投資家の損失が必要以上に膨らまない点は大きな安心材料です。
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XMで天然ガスを取引するデメリット・注意点
メリットが多いXMの天然ガス取引ですが、デメリット面も正しく理解しておくことが大切です。
以下では、天然ガスの取引前に知っておきたい注意点を挙げます。
値動きが激しい
天然ガスは短い時間で価格が大きく動く、高ボラティリティな商品です。
利益を狙いやすい一方で、相場の方向を間違えると損失も一気に広がります。
高いレバレッジで取引する場面では、わずか数十pipsの変動でも証拠金維持率が急落し、ロスカットが発動することがあります。
数十分で口座資金の半分を失うケースもあります。
初心者は無理に大きなロットを持たず、余裕を持った証拠金で取引することが重要です。
ストップロス(損切り)を必ず入れ、産油国の発言や地政学リスク、在庫統計など突発的なニュースによる急変にも備えましょう。
価格変動の大きさを味方につけるためには、冷静な資金管理が欠かせません。
スプレッドが変動しやすい


天然ガスCFDは、主要通貨ペアと比べるとスプレッドが広めで変動しやすい特徴があります。
平常時は0.01〜0.03ドルほどでも、流動性が落ちる早朝やボラティリティが急に高まった場面では数倍に広がることがあります。
とくに、米国の天然ガス在庫統計の直後は取引コストが一気に上がり、スキャルピングのような超短期売買には向きません。
取引する際は、参加者が多くスプレッドが比較的安定しやすい欧米時間を選ぶと良いでしょう。
また現物型ではスワップにも注意が必要です。
買いはマイナス、売りはプラスになる傾向がありますが、価格変動リスクを軽く見てスワップだけを狙うのは危険です。
スプレッドとスワップの両方を意識しながら、総合的なコスト管理を心がけましょう。
先物は満期で強制決済される
XMの天然ガス先物CFD(NGAS-〇〇〇〇)は、各限月ごとに商品が切り替わる形式です。
たとえば、「NGAS-SEP25」は2025年9月限を指し、満期はその前月の最終営業日前後になります。
この期日までに決済しない場合、XM側で強制的に決済が行われます。
次の限月(例:NGAS-OCT25)へは自動で切り替わらないため、取引を継続する際は新しいポジションを自分で建て直す必要があります。
この仕様により、先物CFDではロールオーバー(期日が近づいたポジションを次の期日のポジションに移す)の作業が発生し、旧限月と新限月の価格差によって損益の調整が必要になる場合があります。
XMは自動ロールオーバーを採用していないため、取引カレンダーは自分で管理しなければなりません。
平日でも取引できない時間帯がある
天然ガスを含むエネルギー市場では、平日でも短時間の取引停止(メンテナンス)時間があります。
XMの取引時間で見ると、日本時間の朝7時前後から約1時間ほどクローズし、その間は発注や決済ができません。
この停止中に重要なニュースや統計が発表されると、再開後に価格が急変する「窓開け(取引が始まる際に前日の終値と当日の始値との間に生じる大きな価格差)」が起こることがあります。
ストップロスを入れていても滑って約定する「ストップ滑り」の可能性があるため、イベント前はポジションの持ち越しを避けるのが無難です。
どうしても保有する場合はロットを抑え、週明けのオープン直後に相場を確認して対応しましょう。
MT4口座では現物の取引ができない
XMのMT4口座では、現物型の天然ガス(NGASCash)が取引対象に含まれていません。
そのため、MT4ユーザーは先物限月型(NGAS-〇〇〇〇)のみを取引する形になります。
先物は最小1ロットからと取引規模が大きく、証拠金負担も重いため、少額で始めたい初心者にはやや扱いづらい点があります。
一方、MT5口座では現物NGASCashが0.01ロットから取引可能で、細かいロット調整にも対応しています。
XMでは複数口座を保有できるため、MT4しか持っていない場合はMT5口座を追加開設するのが最も現実的です。
現物取引の柔軟さを活かすなら、MT5環境を選ぶのが良いでしょう。
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XMで天然ガスを取引できないときの原因と対処法
XMで天然ガスを取引しようとしたがうまくいかない・取引できない、という場合に考えられる原因と対処法を解説します。
銘柄が非表示になっている
XMで天然ガスの銘柄が見つからない場合は、プラットフォーム上で非表示になっていることが原因です。
マーケットウォッチの画面で銘柄が隠れていると、NGASやNGASCashが一覧に表示されません。
右クリックメニューから「すべて表示」を選ぶと、非表示の銘柄がまとめて表示されます。
天然ガスが見当たらないときは、まず銘柄表示設定を確認し、非表示になっていないかチェックしてみてください。
取引時間外に注文しようとしている
天然ガスで注文を出した際に「取引無効」と表示される場合、多くは取引時間外に発注していることが原因です。
XMでは週末や早朝のメンテナンス時間中は新規注文ができず、日本時間の土曜早朝〜月曜早朝、または平日朝7時前後は取引が停止または制限されます。
この時間帯に発注すると、正常に注文が通らず「取引無効」と表示されます。
まずは、取引可能な時間帯かどうかを確認し、マーケットがオープンしているタイミングで改めて注文を出すようにしましょう。
限月切れの銘柄を選んでいる
「取引は無効です」というエラーは、天然ガスの限月が切り替わる時期によく発生します。
限月先物は満期を過ぎると自動的に「取引無効(expired)」状態となり、すでに期限切れの銘柄では注文ができません。
たとえば、NGAS-JUN25が期限を迎えている場合、その銘柄で発注しても無効となります。
マーケットウォッチで新しい限月(例:NGAS-JUL25)を探し、最新の銘柄で取引してください。
表示が古い場合はログインし直すか、「すべて非表示→すべて表示」で一覧を更新しましょう。
口座が有効化されていない


XMの口座が有効化されていない状態では、一部の機能や取引が制限される場合があります。
本人確認書類の提出が完了していないと、「お取引が制限されています」と表示されることがあります。
その際は、マイページで認証状況を確認し、未承認であれば必要書類を提出してください。
また、長期間ログインや取引がない場合は口座が休眠・凍結され、注文が通らなくなることもあります。
凍結が疑われるときはサポートに解除を依頼するか、新しく口座を開設しましょう。
システム障害や通信トラブルがある
「取引無効」や発注エラーが続く場合、XM側のシステム障害や通信トラブルが原因の可能性があります。
サーバーメンテナンス中や一時的な接続不良の際は、どの銘柄でも注文が通らなくなります。
まず、公式サイトや他の銘柄の動作を確認し、全体的に発注できない場合はサーバーダウンの可能性を疑いましょう。
焦って再発注を繰り返さず、復旧まで待つのが安全です。
急ぎでポジション操作が必要なときは、スマホアプリからの再接続や別サーバーへのログインを試してみてください。
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XMの天然ガス取引に関するよくある質問と回答
XMで天然ガスを取引する際によくある疑問をQ&A形式でまとめます。
まとめ
XMでは天然ガスCFDを現物型(NGASCash)と先物型(NGAS限月)の2種類で取引でき、初心者には0.01ロットから取引できる現物型が使いやすいでしょう。
高いボラティリティから生まれる値動きのチャンスや、少額でのハイレバレッジ取引に加え、売りから入れる柔軟さは大きな魅力です。
ただし、相場変動の大きさやスプレッド・スワップといったコストには、丁寧な管理が欠かせません。
FXに慣れた方が次のステップとして商品CFDへ挑戦するには、選びやすい候補といえるでしょう。
XMならではの充実した取引環境で、ぜひ天然ガス市場独自の値動きを体感してみてはいかがでしょうか。
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