XMで経済指標トレードは禁止？おすすめのやり方とカレンダーの活用方法を解説

XM(XMTrading)の経済指標トレードは、重要な経済データの発表直後に生じる急激な値動きを狙う手法です。

実際、米国雇用統計やCPI(消費者物価指数)などの重要指標が発表されると、数秒で何十pipsも動くことがあります。

XMでは経済指標を利用したトレードが禁止されていなく、スキャルピングも含めて、短期売買を自由に行えるのが大きな魅力です。

本記事では、XMで経済指標トレードを実践するために必要な経済カレンダーの見方から、実際のエントリータイミングまで、安全に利益を狙うためのポイントをまとめました。

XMの経済指標トレードとは？

XMの経済指標トレードとは、雇用統計や政策金利、CPI（消費者物価指数）といった重要な経済データの発表タイミングを狙った取引手法です。

例えば米国雇用統計で雇用者数が予想を大きく上回れば、ドルが急騰するケースが多く、逆に予想を下回ると、一瞬でドル安方向へ流れていきます。

こうした経済ニュースへの市場の反応を利用して利益を狙うのが、経済指標トレードの基本的な考え方です。

しかし、短時間で大きな値幅が取れる可能性がある反面、予想と逆に動いたときの損失も大きくなりがちなので注意しましょう。

ただし、スプレッドが広がったり、スリッページが発生したりするリスクもあるので、最初は少額で感覚を掴むことをおすすめします。

XMで経済指標トレードは禁止されていない

XMでは経済指標発表時のトレードが禁止されていません。

公式サイトのFAQにも「ニュース発表時の取引は可能」としっかり記載され、指標発表の前後でも自由に売買できるので、タイミングを見計らってエントリーすることができます。

他のFX業者では指標発表時の取引を制限しているところもあるため、XMのこの柔軟さは大きなメリットです。

複数口座間での両建てや、他社口座を使った両建て行為は規約違反で、サーバーの遅延やレートエラーを意図的に狙った取引、ボーナスの不正利用も当然NGです。

経済指標の瞬間だけを狙って、極端なハイレバレッジ取引を繰り返すのも要注意です。

ゼロカット制度やボーナスを悪用しているとみなされれば、出金拒否やアカウント凍結といったペナルティを受ける可能性があります。

XMの経済指標カレンダーの使い方・活用方法

XMでは公式サイト上で無料の経済指標カレンダーを提供しており、今後予定されている世界各国の経済指標スケジュールを簡単に確認できます。

経済指標カレンダーとは、各国の重要指標の発表予定日時や予想値、過去の結果などを一覧できる便利なツールです。

XMで取引する際には、いつどんな指標発表があるのか把握しておくことが重要です。

経済指標カレンダーの使い方

XMの経済指標カレンダーは、世界各国の重要な経済データをまとめて確認できる便利なツールです。

カレンダー上では、各指標の発表予定や結果、影響度などが一覧表示され、トレード前の情報整理に役立ちます。

表示項目	内容
発表日時	日本時間で表示され、時差を意識せず確認可能
国名・通貨	発表国と関連する通貨コードを表示（例：USD、EUR）
指標名	例：「失業率」「GDP成長率」「消費者物価指数」など
重要度	牛のアイコンで表示。3頭＝影響大、1頭＝小
予想値・前回値・結果	市場予想と実際の数値を比較可能

発表後は数値が自動更新され、結果が良ければ緑、悪ければ赤で表示されます。

また、指標名をクリックすれば詳細データや過去の推移も確認できるため、トレード前に相場の方向性を判断するうえで欠かせないツールです。

経済指標カレンダーの活用方法

XMの経済指標カレンダーは、取引の精度を高めるうえで欠かせないツールです。

重要指標の発表予定を把握すれば無駄な損失を防ぎつつチャンスを狙いやすく、また初心者にとって市場の動きを予測する習慣づけにも最適です。

経済指標カレンダーの主な活用方法は以下の通りです。

XMのカレンダーは日本時間で自動調整されるため、サマータイムを意識する必要もありません。

毎朝のチェックを習慣化すれば、安定したトレードにつながります。

XMでおすすめの経済指標トレード

XMで経済指標トレードを行うなら、特に注目しておきたい重要指標がいくつかあります。

中でも値動きが大きく、XMの高レバレッジ環境を活かしやすい以下の3つのイベントは、経済指標トレード初心者にもおすすめです。

米雇用統計

XMで経済指標トレードを行うなら、米雇用統計は最も注目すべきイベントです。

米国の雇用情勢を示すこの指標は、為替相場の方向性を決定づけるほどの影響力を持ちます。

発表内容が予想を上回れば米ドル高、下回ればドル安になりやすく、ドル円相場が数十pips単位で動くこともあります。

項目	内容
発表国	アメリカ合衆国
発表時期	毎月第1金曜日
発表時間	夏時間21:30／冬時間22:30（日本時間）
チェックポイント	非農業部門雇用者数・失業率・平均時給

中でも、非農業部門雇用者数（NFP）は最も注目される項目で、予想より増加すれば米国経済の堅調さを示し、ドル円が上昇しやすくなります。

一方で、弱い結果ならドルが売られやすく、金（XAU/USD）が買われる展開も見られます。

XMではドル円をはじめ主要通貨ペアや金の取引も可能なので、米雇用統計の発表時はトレードチャンスを逃さないよう注意しましょう。

ECB政策金利

XMで経済指標トレードを行う際、ECB政策金利の発表はユーロ相場に大きな影響を与える注目イベントです。

欧州中央銀行（ECB）が金融政策を決定するこの発表では、利上げ・利下げの有無だけでなく、声明文や総裁の発言内容にも市場が敏感に反応します。

予想外の利上げがあればユーロが急騰し、逆に利下げならユーロ安に傾くケースが多く見られます。

項目	内容
発表地域	ユーロ圏（EU）
開催頻度	年8回（約6〜8週間ごと）
発表時間	夏時間20:45／冬時間21:45（日本時間）
チェックポイント	政策金利の変更・声明文の内容・総裁会見の発言

発表直後はEUR/USD（ユーロドル）やEUR/JPY（ユーロ円）が大きく動きやすく、特に総裁の記者会見では一言で相場が反転することもあります。

XMではスプレッドの狭いKIWAMI極口座などを活用すれば、こうした値動きの中でもコストを抑えたトレードが可能です。

FOMC（米連邦公開市場委員会）

XMで経済指標トレードを行う際、FOMC（米連邦公開市場委員会）は最も影響力のあるイベントの一つです。

米国の政策金利や金融方針が決定される場であり、発表内容次第でドル円や米国株、金相場まで一斉に動くことがあります。

政策金利が予想以上に引き上げられればドル高・株安、逆に利下げならドル安・株高になりやすいです。

項目	内容
発表国	アメリカ合衆国
開催頻度	年8回（約6〜8週間ごと）
発表時間	夏時間3:00／冬時間4:00（日本時間）
チェックポイント	政策金利の決定・声明文の内容・議長の発言

発表後はFRB議長の会見も続き、わずかな発言の違いで相場が反転することもあります。

XMではドル円やユーロドルに加え、株価指数や金などのCFDも同時に取引できるため、FOMC発表日は複数銘柄の動きを見ながらチャンスを狙うのが効果的です。

XMで経済指標トレードをするメリット

XMで経済指標トレードに挑戦することには、多くのメリットがあります。

以下では、XMで経済指標トレードをするメリットを紹介します。

経済指標発表時でも自由に取引できる

XMは経済指標時でも自由に取引できるため、チャンスを逃さずエントリーや決済が可能です。

多くの国内FX会社では、重要指標の前後にスプレッドが大きく開いたり、新規注文が制限されたりするケースがあります。

しかしXMでは、そうした時間帯制限や約定規制が基本的に設けられていません。

急激に動く相場の中でも柔軟に対応でき、スキャルピングや短期トレードにも適しています。

最大レバレッジが1,000倍

XMはレバレッジが最大1000倍と高く、経済指標発表時のような大きな値動きにも柔軟に対応できます。

国内FXでは上限25倍が一般的なため、XMの環境はその約40倍にあたります。

わずかな証拠金でも大きな取引が可能になり、短時間で効率的に利益を狙える点が魅力です。

特に指標発表の瞬間は相場が急変することが多く、レバレッジを活かせば少ない資金でも大きなチャンスを掴めます。

ゼロカットシステムで追証なし

XMはゼロカットシステムを採用しているため、経済指標発表時の急激な値動きでも追証を心配する必要がありません。

相場が予想外の方向へ暴走して口座残高がマイナスになってしまった場合でも、XMが自動的に補填してゼロにリセットしてくれます。

借金を抱えるリスクのある国内FXとは異なり、XMでは入金額以上の損失が出ることはありません。

経済指標トレードは値動きが激しく、想定を超える損失が出やすい場面だからこそ、このゼロカットの仕組みは大きな安心材料になります。

取引ツールと情報コンテンツが充実している

XMは取引ツールと情報コンテンツが充実しているため、経済指標トレードの精度を高められます。

MT4やMT5といった高機能プラットフォームが使えるのはもちろん、経済指標カレンダーや為替ニュース、各種分析ツールまで無料で利用できます。

さらに専門講師による日本語ウェビナーやマーケット分析ブログでは、最新の経済動向や指標発表の注目ポイントを学べるのも魅力です。

XMの環境を活用すれば、市場の一歩先を読んだ取引を実現できます。

4種類の口座タイプから選べる

XMは4種類の口座タイプから選べるため、経済指標トレードに最適な環境を自分で選択できます。

口座タイプ	特徴
スタンダード口座	取引手数料なし。1ロット=10万通貨。バランス型で初心者向け
マイクロ口座	1ロット=1,000通貨。少額取引に最適でリスクを抑えやすい
ゼロ口座	スプレッド最小0.0pips。取引ごとに手数料が発生するが約定精度が高い
KIWAMI極口座	平均0.7pips前後と極めて狭いスプレッド。経済指標トレード向け

スタンダード口座やマイクロ口座は手数料無料で扱いやすく、初心者に人気があります。

一方で、ゼロ口座やKIWAMI極口座はスプレッドが非常に狭く、発表直後の変動時にも安定した約定を期待できます。

相場急変に対応するためには、こうした低スプレッド口座を使い分ける戦略が有効です。

取引スタイルに応じて自由に選択できる柔軟さは、XMならではの大きな魅力です。

ボーナスキャンペーンが充実している

XMはボーナスキャンペーンが充実しているため、資金を抑えて経済指標トレードを始められます。

新規口座開設ボーナスでは、未入金の状態でも取引資金として使える15,000円分のクレジットが進呈されます。

さらに、入金額に応じて最大5,000ドル相当のボーナスを受け取れるキャンペーンも実施中で、自己資金を温存しながら大きな取引が可能です。

XMのボーナス制度をうまく活用すれば、初心者でもリスクを抑えつつ本格的な経済指標トレードが可能です。

取引銘柄が豊富にある

XMは取引できる銘柄がとても多く、経済指標を活かしたトレードを広げたい人に最適です。

主要通貨からマイナー通貨まで57種類のペアに加えて、株価指数や貴金属、エネルギー、商品先物、仮想通貨CFDなど、さまざまな商品を取引できます。

経済指標の結果によっては、為替だけでなく株式やコモディティも大きく動くことがあるため、複数の銘柄を組み合わせてチャンスを狙うのも効果的です。

XMなら、ひとつの口座でさまざまなマーケットを自由に取引できるので、リスクを分散しながら自分なりの戦略を試すことができます。

XMで経済指標トレードをするデメリット・注意点

XMの経済指標トレードは大きなチャンスがある半面、リスクも非常に高い取引のため、注意すべきデメリットや留意点を知っておく必要があります。

メリットだけでなくデメリットもしっかり理解して、リスクを最小限に抑えながらトレードしましょう。

スプレッドが大きく広がる

XMで経済指標トレードを行う際は、スプレッドが大きく広がる点に注意が必要です。

発表直後は市場の流動性が急激に下がり、買値と売値の差が一時的に拡大します。

普段は1pips未満のスプレッドでも、指標発表の瞬間には10pips以上になることもあり、エントリー直後に含み損を抱える状況が起こりやすくなります。

スプレッド拡大は損切りラインにも影響を及ぼし、逆指値が予期せぬタイミングで発動することもあります。

XMでは口座タイプによってスプレッドの動き方が異なるため、指標トレードを狙う場合はゼロ口座などスプレッドの狭いタイプを選ぶとリスクを抑えやすくなります。

スリッページが発生し約定力が下がる

XMで経済指標トレードを行う際、スリッページの発生により約定力が下がる点にも注意が必要です。

スリッページとは、発注した価格と実際に約定した価格にズレが生じる現象を指し、価格が急激に動く指標発表時には特に起こりやすくなります。

たとえば「ドル円を100.00円で買い」と成行注文を出したつもりが、実際には100.20円で約定してしまうケースがあります。

XMは複数の流動性プロバイダーと提携しており、約定率99.98%という高水準を維持していますが、相場が急変する局面では、スリッページを完全に防ぐことはできません。

対策としては成行注文を避けて指値注文を使う方法、またスプレッドの狭いゼロ口座を利用するなどがあります。

あるいは急変直後の慌ただしい時間帯を避け、相場が少し落ち着いたタイミングでエントリーする判断も重要です。

強制ロスカットのリスクが上がる

XMで経済指標トレードを行う際、強制ロスカットのリスクが高まる点は必ず押さえておきましょう。

XMでは証拠金維持率が20％を下回ると、自動的にロスカットが発動して保有中のポジションがすべて強制決済されてしまいます。

指標発表の瞬間は相場が一気に動くため証拠金維持率も急落しやすく、特に高レバレッジで取引している場合はそのリスクがさらに跳ね上がります。

残高ギリギリでポジションを持っていると、わずかな逆行であっという間にロスカットになることも十分あり得ます。

XMの証拠金計算ツールを使えば、必要証拠金や維持率を事前にチェックできます。

強制ロスカット水準を常に意識して、証拠金維持率が20％付近に近づかないよう慎重に取引を進めることが大切です。

予測不能な値動きが発生する

XMで経済指標トレードを行う際、予測不能な値動きが発生するリスクを理解しておくことが重要です。

指標発表直後は相場が一方向へ急変したかと思えば、一瞬で反転する「フェイク（ダマシ）」が頻繁に起こります。

初動に飛び乗ってしまうと逆行に巻き込まれて、思わぬ損失を出すケースも珍しくありません。

市場が指標結果を消化する過程では一時的に過剰な値動きが出たり、大口投資家が意図的に仕掛けを入れたりすることもあるでしょう。

テクニカル指標でトレンド転換を確認してから入るなど、慎重なアプローチを取ることで無駄な損切りを防ぎやすくなります。

XMの規約違反とみなされる行為をしない

XMで経済指標トレードを行う際、規約違反とみなされる行為を絶対にしてはいけません。

複数口座や他社口座を利用した両建て、ゼロカット制度を悪用するような取引は厳しく禁止されています。

たとえば、2つの口座で同時に買いと売りのポジションを持ち、一方をゼロカットにしてもう一方で利益を狙う手法は明確なルール違反です。

このような取引が発覚すると、利益の没収や口座凍結などの措置が取られることがあります。

健全なトレード履歴を保つためには、通常の取引も織り交ぜ、透明性のある取引スタイルを意識することが大切です。

深夜と早朝の指標は無理して取引しない

XMで経済指標トレードを行う際は、深夜や早朝の指標には無理して参加しない方が賢明です。

経済指標は世界各国で発表されるため、日本時間では夜遅くや明け方に重要な発表が集中します。

たとえば、FOMCは深夜3時ごろ、米雇用統計は夜10時前後（冬時間）に行われることが多く、眠気や集中力の低下が判断ミスを招く原因になります。

無理に起きて取引するより、翌日改めて相場の動きを確認してから戦略を立てる方が安全です。

トレードは長く続けることが大切なので、体調や生活リズムを崩さずに参加できる時間帯を選び、自分のペースで向き合いましょう。

XMの経済指標トレードに関するよくある質問と回答

XMでの経済指標トレードについて初心者の方が抱きがちな疑問をQ&A形式で解説します。

まとめ

XMでは、経済指標を狙ったトレードが禁止されていません。

重要指標の発表時には価格が大きく変動するため、短時間で利益を狙える絶好のチャンスとなり、高いレバレッジを活かした効率的な取引が可能です。

経済指標カレンダーを活用すれば、発表スケジュールを事前に把握でき、ポジション調整やエントリーの準備を計画的に進められます。

急激な値動きを活かしたトレードに挑戦したい方は、XMの充実した取引環境で経済指標発表のタイミングを狙ってみてはいかがでしょうか。