XM(XMTrading)の自動売買(EA)は、トレードの判断や操作を自動化できる便利な手段として、多くのユーザーに活用されています。
プログラムに任せることで、感情に左右されることなく一定のロジックで取引が続けられる点が魅力です。

ただし、すべてのEAが自由に使えるわけではなく、いくつかのルールや制限も存在します。
そこで本記事では、XMの自動売買(EA)の活用方法からおすすめ口座タイプ、注意点までを詳しく紹介します。
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XMで自動売買(EA)はできる?禁止事項まとめ


XMでは自動売買システム(EA)の利用を公式に認めており、MT4やMT5上で自由に稼働させることが可能です。
EAは、あらかじめ設定されたルールに基づいて24時間自動で取引を行うプログラムで、感情に左右されない売買を実現できます。
忙しい人や初心者にとって心強いツールですが、万能ではなく、EAの性能や相場環境によっては損失が出る場合もあります。



つまりXMでEAを使うこと自体は合法で安心ですが、運用にはリスク管理が欠かせません。
ただし、EAの利用には通常の取引と同様に守るべきルールがあります。
以下に、XMで自動売買する際に禁止されている主な行為や注意点をまとめます。
複数口座を使った両建て
XMでは、同一人物が複数の口座を使って両建て取引を行うことは禁止されています。
例えばA口座で買い、B口座で売りといった形で相殺ポジションを持つと、意図的でなくEAの動作による偶発的なものでも違反とみなされます。
また、XMと他のブローカー間で実質的に両建てとなる取引も禁止対象です。



なお、単一口座内で同一銘柄を買いと売りで保有する両建ては認められています。
サーバーへの過剰な負荷
XMでは、EAを利用した極端な高頻度注文や超短期のスキャルピングなど、サーバーに過剰な負荷を与える取引は禁止されています。
実際に注文メッセージの発信頻度が異常に高い場合、XMから警告や連絡が入ることがあります。
これを無視して負荷をかけ続けると、最悪の場合レバレッジが強制的に100倍へ制限される措置を受ける恐れがあります。



EAの有無にかかわらず、取引パターンがサーバーに負担を与えるかどうかが判断基準です。
ゼロカット・ボーナスの悪用
XMが提供するゼロカット制度や各種ボーナスを不正に利用する行為は禁止されています。
典型例としては、両建てを利用して損失側をゼロカットで帳消しにし、利益側だけを残す手法や、ボーナスだけを使った一方的に有利な両建てなどです。



複数口座を不正に開設してボーナスを重複取得することも違反です。
これらは規約違反と判断され、ボーナス没収や口座凍結といった厳しい処分につながる可能性があります。
相場の歪みやシステム不具合の悪用
XMでは、相場の歪みやシステム不具合を利用した取引は禁止されています。
他社との一時的な価格差や現物と先物の乖離を狙う裁定取引(アービトラージ)は規約違反とされ、認められていません。



レートエラーやサーバー障害を意図的に利用して利益を得ようとする行為も禁止対象です。
XMは不自然な取引パターンを監視しており、不正と判断された場合には取引制限や口座凍結など厳しい措置が取られる可能性があります。
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XMの自動売買(EA)でおすすめの口座タイプ
XMには現在スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座、ゼロ口座の4種類があります。
それぞれ取引条件が異なりますが、全ての口座タイプで自動売買の利用が可能です。
口座タイプの比較


まずは、XMの各口座タイプの取引条件と特徴をまとめました。
項目 / 口座タイプ | スタンダード口座 | マイクロ口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
取引手数料 | なし | なし | なし | あり(片道$3.5 / 1ロット) |
平均スプレッド(USD/JPY) | 約1.6pips | スタンダードと同等 | 約0.6~0.7pips | 約0.0~0.1pips(※手数料別) |
ボーナス適用 | すべて適用(口座開設・入金・XMP) | すべて適用 | 一部適用(口座開設ボーナスのみ) | 適用なし |
最低取引数量 | 0.01ロット(=1,000通貨) | 0.01ロット(=10通貨) | 0.01ロット(=1,000通貨) | 0.01ロット(=1,000通貨) |
EAとの相性 | 裁量・EA両対応。資金効率重視の万能型 | 少額テスト向き。初心者のEA検証に最適 | コスト重視のEA向き。スキャル系との相性良好 | 手数料ありだが最小スプレッド。上級者向け |
【目的別】自動売買におすすめの口座タイプ
具体的にどのように口座タイプを選べば良いのか、自動売買に適した口座の選び方を4つ紹介します。
少額資金で自動売買を始めたい
XMで初めて自動売買を使う方には、マイクロ口座が最も適しています。
1ロット=1,000通貨のスタンダード口座に対し、マイクロ口座は1ロット=1,000通貨の1/100で、0.01ロットならわずか10通貨という極小単位から取引可能です。



これにより、EAの挙動を低リスクでじっくり検証できます。
ボーナスもスタンダード口座と同様に受け取れるため、少額でも資金効率は高くなります。
最低入金額が5ドルという点も、初心者にとって魅力的です。
ボーナス資金を使って自動売買を運用したい


ボーナスを最大限に活用したい場合は、スタンダード口座が最適です。
XMの全ボーナス(口座開設・入金・ロイヤルティポイント)がすべて適用されるのは、この口座タイプだけです。
自己資金が少ない状態でも、入金額に対して100%のボーナスが付与されるため、証拠金を効果的に増やすことができます。



EA運用では一時的な含み損に耐える資金力も重要です。
ボーナスで証拠金を底上げできるスタンダード口座は、資金効率を重視する方にとって心強い選択肢です。
自動売買の取引コストを抑えたい


取引コストをできるだけ抑えたい方には、KIWAMI極口座またはゼロ口座が適しています。
どちらもスプレッドが非常に狭く、スキャルピングや高頻度取引系EAと相性抜群です。
ゼロ口座は平均0.1pips未満という最小スプレッドが魅力ですが、手数料(1ロットあたり往復7ドル)と最大レバレッジ500倍という制限があります。
一方のKIWAMI極口座は、手数料無料ながらスプレッドも十分狭く、最大レバレッジも1000倍です。



コストと使い勝手のバランスを重視するならKIWAMI極口座がおすすめです。
複数口座で長期的に自動売買を運用したい
XMでは最大8口座まで追加開設が可能なため、戦略に応じた口座の使い分けがしやすい環境です。
たとえば、最初はスタンダード口座でボーナスを活用しながらEAの動作を確認します。
その後、安定稼働が確認できたらゼロ口座やKIWAMI極口座で本格運用へ移行するという方法も有効です。
また、ナンピン型EAはマイクロ口座、スキャルピングEAはゼロ口座など、EAの特性に応じて複数口座を使い分けることで、より安定した長期運用が可能になります。



口座間での資金移動時にボーナスは引き継げない点には注意が必要です。
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XMの自動売買(EA)のやり方・設定方法
XMの自動売買(EA)のやり方・設定方法として、MT4/MT5へのEA導入手順や設定方法、さらに24時間稼働させるコツなどについて説明します。
初心者でも手順通りに進めればEA運用をスタートできるので、ぜひ参考にしてみてください。
MT4/MT5を準備する


XMで自動売買を行うには、PC版のMT4またはMT5をインストールする必要があります。
スマートフォン用のMT4/MT5アプリも存在しますが、スマホ版ではEAを稼働させることができません。
そのため、XM公式サイトから該当するプラットフォームをダウンロードし、パソコンにインストールしましょう。
使用するプラットフォームは、口座開設時に選んだものと同じである必要があります。



たとえばMT5口座を開設した場合は、MT5版を使用してください。
なお、EAの実行自体はPCが前提ですが、スマホでチャートの確認やVPSへのリモート接続は可能なので、運用状況の確認には活用できます。
EAを入手する
XMでは自動売買のプログラム(EA)を自分で用意する必要があります。
EAは「.ex4」や「.mq4」などの拡張子を持つファイル形式で、ネット上の販売サイトや無料配布サイト、自作などで入手できます。
XMが公式にEAを提供しているわけではないため、外部の信頼できるソースから取得するのが基本です。
初心者の方は、まず実績のあるEAや高評価の無料EAを使ってみるのが安心です。



SNSや口コミ、フォワードテストの公開データなどを参考にすると失敗しにくいでしょう。
EAファイルを入手したら、わかりやすい場所(デスクトップや専用フォルダ)に保存しておくと、次のステップでスムーズに導入できます。
MT4/MT5へEAをインストールする
EAファイルを準備できたら、次はMT4またはMT5へ組み込みましょう。
以下はMT4での手順ですが、MT5も大きな違いはありません。
- MT4を起動し上部メニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択
- 「MQL4」→「Experts」フォルダを順に開く
- 用意したEAファイル(.ex4)をこのフォルダに貼り付ける
ファイルを配置したら、MT4を再起動してください。
起動後、画面左側の「ナビゲーター」ウィンドウ内にある「エキスパートアドバイザ」欄に、追加したEAが表示されていればインストール成功です。



MT5では「MQL5」→「Experts」フォルダが対応する場所になります。
EAをチャートに適用する
EAをMT4やMT5で稼働させるには、対象のチャートにEAを適用する必要があります。
まず、任意の通貨ペアチャートを開き、ナビゲーター内の「エキスパートアドバイザ」からEA名をドラッグ&ドロップ、もしくはダブルクリックしてください。
最初に設定画面が表示されるので、「自動売買を許可」にチェックが入っているか確認しましょう。
EAが正常に動いていればチャート右上に笑顔マークが表示されます。
もし怒った顔なら、「自動売買」ボタンがOFFになっている可能性があるため、ツールバーからONに切り替えてください。



パラメータ設定はEAごとに異なります。
初心者はまずデフォルトのままで動かし、挙動を見ながら少しずつ調整するのが安全です。
VPSでEAを24時間稼働させる


EAはMT4やMT5を起動している間だけ動作するため、パソコンの電源を切ったり、MT4を終了したりするとEAも停止してしまいます。
自宅のPCを24時間稼働させるのは現実的ではなく、故障や通信切断のリスクもあります。
そうした不安を解消する手段として有効なのが、VPS(仮想専用サーバー)の活用です。



VPSは専用の遠隔サーバー上でMT4やEAを稼働させる仕組みで、常時安定した環境が確保されます。
XMでは、口座残高1,000ドル以上かつ月5ロット以上の取引があれば、提携VPS(Beeks社)を無料で利用可能です。
条件を満たさなくても有料で使えますが、取引とボーナスを上手く活用すれば無料枠に届く可能性は十分あります。
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XMの自動売買(EA)は儲かる?
「XMの自動売買(EA)は儲かるの?」と、疑問を持つ方は多いでしょう。
結論から言えば、EAを適切に選び、運用ルールを守れば儲けることも可能ですが、必ずしも安定するとは限りません。
そこで以下では、まずEAのメリットを確認し、リスクや選び方、実際の運用例を順に整理しながら、最終的にXMの自動売買(EA)は本当に儲かるのかどうかを結論づけていきます。



XMでの自動売買(EA)運用が本当に儲かるのか、一緒に確認していきましょう!
EA運用のメリット
XMの自動売買(EA)を利用すると、裁量トレードでは難しい安定した運用が可能になります。
プログラムのルールに従って取引が行われるため、感情に振り回されず冷静に損切りや利確を実行できるのが大きな強みです。



EAは24時間稼働するので、深夜や早朝の相場でもチャンスを逃さず利益を狙えます。
さらに、既存のEAを導入すれば高度な分析力がなくてもプロの戦略を再現でき、複数のEAを同時に稼働させればリスク分散にもつながります。
- 感情に左右されない安定した取引
- 24時間稼働で利益機会を広げられる
- 専門知識がなくてもプロ戦略を再現可能
- 複数戦略を組み合わせてリスク分散できる
急変相場に対応できないことがある
EAは過去のデータやあらかじめ組まれたロジックに従って取引を行うシステムのため、突発的な相場急変には十分対応できないことがあります。
たとえばスイスフランショックのような大きな値動きが発生すると、想定外の状況に陥りやすいです。



一晩で口座残高が大幅に減少してしまうケースも普通に起こり得ます。
特にナンピン型のEAは小さな利益を積み重ねやすい反面、急激なトレンドが発生すると一気に破綻へつながりやすいのが難点です。
バックテストで好成績を残していても、同じ結果が将来も続く保証はない点を理解しておく必要があります。
- 突発的な相場変動に弱い
- ナンピン系は急騰・急落に脆弱
- 過去の成績が将来の成果を保証するわけではない
信頼性の高いEAを選ぶ必要がある
XMでEAを運用する際に重要なのは、どのEAを選ぶか、そして事前にどの程度検証するかです。
市場には有料・無料を含め膨大な数のEAが出回っていますが、なかには誇張された宣伝や信頼性に欠けるものも少なくありません。
だからこそ、導入前にバックテストやデモ口座を利用したフォワードテストを行い、自分の取引スタイルや相場環境に適しているか確認することが欠かせません。



小さな検証を積み重ねることでリスクを把握し、実資金を使う際の失敗を減らすことにつながります。
実際の運用事例
XMでは多くのEAが稼働しており、その成績は種類や運用方法によって大きく差が出ます。
スキャルピング系EAは細かな利益を積み重ねやすい反面、トレンドが強く出る局面では一気に損失を抱えることがあります。
スイング系やアノマリー型では利益を出す場面もありますが、長期的にはドローダウンを避けにくいのが実情です。
無料で配布されているEAのなかにも優れたものはありますが、過信すれば口座残高を大きく減らすリスクもあるため十分に注意しましょう。
- スキャルピング系は小幅の利益を積み重ねやすい
- トレンド相場では損失が膨らみやすい
- スイング系やアノマリー型はドローダウンを経験しやすい
- 無料EAは優秀な例もあるが過信すると危険
安定運用のための工夫
XMでEAを使って利益を伸ばすには、一つのEAを稼働させ続けるだけでは十分とはいえません。
相場状況は常に変化するため、定期的に設定を見直したりEAを入れ替える判断が必要です。
そこで、複数のEAを同時に動かせばリスクを分散でき、安定性が高まります。



さらに裁量トレードを組み合わせることで柔軟性を持たせ、不測の急変動にも対応しやすくなります。
- 複数EAを組み合わせてリスクを分散
- 定期的に成績を確認し設定を調整
- 裁量トレードとの併用で相場変化に対応
- VPSを利用して安定稼働を維持
【結論】XMの自動売買(EA)で稼ぐことは十分可能
XMの自動売買(EA)は、感情に左右されない取引や24時間稼働といった強みを活かせば利益を狙うことが可能です。
しかし、相場の急変やロジックの限界といったリスクを完全に避けることはできません。



また、過去の実績が将来の成果を保証するものでもありません。
だからこそ、EAを選ぶ際にはバックテストやフォワードテストで十分に検証し、複数のEAを組み合わせたり裁量トレードを交えるなど工夫が求められます。
結論として、「XMのEA運用で稼ぐことは十分可能だが、やり方しだいである」と理解して取り組む姿勢が大切です。
感情に振り回されず、コツコツと利益を積み上げていけるのがEAの魅力のため、最初は少額から始めてみるようにしましょう!
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XMの自動売買(EA)に関するよくある質問と回答
最後に、XMのEAに関して初心者の方から寄せられるよくある質問をまとめました。
まとめ
XMでは、自動売買(EA)を自由に活用できる環境が整っており、取引スタイルやライフスタイルに応じた柔軟な運用が可能です。
EAを動かすためのMT4/MT5環境はもちろん、VPSの提供や豊富な口座タイプなど、必要な土台がしっかり用意されています。
ただし、禁止行為に該当する使い方には注意が必要です。



安全に長く運用を続けるためにも、基本ルールを理解したうえで始めましょう。
自動化による取引効率を高めたい方は、XMでのEA運用をぜひ検討してみてください。
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